妊婦健診
のスケジュールを知っておこう
妊娠したかも?そう思ったら自分で、妊娠検査薬を使う人がほとんどでしょう。
そこで陽性となり、じゃあ産婦人科へ行こうとなりますよね。
妊娠がわかったら妊婦健診が始まります。
赤ちゃんの成長具合や異常の早期発見などの役割があり、とても大切なものです。
では大まかな流れ、スケジュールを見ていきましょう。
<妊娠がわかるまで~最初の受診>
妊娠検査薬で陽性が出たら、早めに医療機関へ受診しましょう。
施設によりますが大体1万円ほどかかります。
カード決済できないなど困ることのないように、受診の前に電話で確認しておくと安心ですね。
*必要なもの
・健康保険証
(自費診療ですが保健適応になる検査などもあるので念のため)
・基礎体温を付けていた人は、基礎体温表
・生理用ナプキン(診察によっては出血することもあるため)
診察は
・問診
・尿検査
・体重測定
・血圧測定
・内診
・超音波検査(エコー)
・血液検査 など
*問診で聞かれること
・最終月経の開始日と終了日
(分娩予定日の計算で必要になる)
・月経周期
・今までの妊娠
・出産経験
・既往歴や使用中の薬
・アレルギーの有無
*お産をしていないクリニックなどでもOK
妊娠が確定してからお産ができる病院などを探してもいいですが、最近は分娩予約がとりにくくなってきています。
特に人気のところは妊娠9週までに予約しなければいけないなんてことも!!
お産はどこにするのか、里帰りも含め早めに決めておきましょう。
最初の受診は近所などアクセスのいい場所で選んでもいいですね。
<妊娠23週まで~4週間に1回>
・問診
・尿検査
・体重測定
・血圧測定
・計測(子宮底、腹囲)
・むくみのチェック、
・内診
・超音波検査
・血液検査
・保健指導
*血液検査は初期検査で一度あり、感染症などを調べます。
*子宮頸がんの検査が一度あります。
<妊娠24週~35週~2週間に1回>
・問診
・尿検査
・体重測定
・血圧測定
・計測(子宮底、腹囲)
・むくみのチェック、
・内診
・超音波検査
・血液検査
・保健指導
*血液検査は一度あり貧血のチェックもしていきます。
*GBS(B群溶血性レンサ球菌)は1回
*性器クラミジア検査は30週までに1回
<妊娠36週以降~1週間に1回>
・問診
・尿検査
・体重測定
・血圧測定
・計測(子宮底、腹囲)
・むくみのチェック、
・内診
・超音波検査
・血液検査
・保健指導
*血液検査は期間内に1回
<まとめ>
妊婦健診は赤ちゃんにとっても、ママにとってもとても重要なものです。
大体の受診目安がありますが、かかりつけの医師の指示にしたがってくださいね。
細かく経過を診ていきたいときは、もっとこまめに受診が必要になることもあります。
多少前後することはありますが毎回の大まかな流れは同じです。
どこの施設でも似ていると思いますので参考にしてみてくださいね。
①受付で母子手帳を出す
②トイレへ~尿検査用
③自動血圧計で血圧を測る
④体重を計る
⑤呼ばれるまで待合室へ
⑥採血やモニター
⑦医師の診察
⑧助産師の保健指導
⑨会計で終了
持ち物は母子手帳があればOK
生理用ナプキンは母子手量とセットで持ち歩いていると安心ですよ。
超音波検査に関しては、毎回ある施設も多くなってきています。
3Dや4Dといったリアルな赤ちゃんの写真・映像を見ることもできますので、楽しみですよね。
助産師外来を設けている病院も増えてきているので、是非活用しましょう。
その中には乳房ケアも含まれ、授乳にむけておっぱいの準備を始めていくケアが指導されます。
医師の前では聞きにくくても、助産師には話せるという妊婦さんも多いですよ。
こんなこと聞いたら恥ずかしい…なんて思わずに気になることは些細なことでもいいので話してくださいね!
もちろん、私にご相談いただいても◎
大事なのはママの不安が1ミリでもなくなり、楽しく順調に過ごすことですから。
妊婦健診は正常かどうかのチェックをするだけの場ではありません。
妊婦さんが安心してお産に向き合っていけるか、赤ちゃんとの時間を楽しめるかをシェアし、アドバイスする場でもあるんです。
ダンナさんの付き添いも許可している施設も多いので、事前に確認しておくといいですね。
私も初めて赤ちゃんをエコーで見て「妊娠ですよ」と言われたときはダンナさんも一緒でした!
二人で涙ぐんだのを覚えています。
ただ、マナーにはくれぐれも気を付けて!
残念ながら狭い待合室の貴重なイスをダンナさんが占領している姿をよく見かけます。
スマホでゲームしながらイスを占領するなんて、スマートではありませんよね。
妊婦さんのための場所ですから気を付けましょう。
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