出産準備っていつから始めるの?
必要最低限でコンパクトな準備を
パート2
なくてもいいかも?必要ないもの
必須アイテムではないものをピックアップしました。
どうしてもそろえたいのでなければ、焦って買わなくてもいいでしょう。
・赤ちゃんの靴下
小っちゃい靴下はかわいいですが、新生児期はほとんど寝て過ごすのでいりません。
・赤ちゃんのミトン・手袋
顔をひっかかないようにミトンをすることがありますが、私は必要ないと考えています。
理由はカンタン!
赤ちゃんは手からいろんな情報を得て学んでいるんです。
その大事な手を隠してしまってはもったいない!
ひっかいて傷になるのがかわいそうと思うなら、爪のお手入れをしてあげましょうね。
・スタイ(いわゆるよだれかけ)
とっても可愛いデザインのものが多くて、つい買ってしまいそうですが必須アイテムではありません。
新生児期はよだれも出ませんし、ガーゼで十分です。
生後5~6か月くらいするとよだれが増えてきます。
(もっと早めの赤ちゃんもいますけど)
服が濡れてしまわないようにスタイをしますが、よだれの量は個人差がとっても大きいので実際に必要と思った時で間に合いますよ。
・クーファン
退院のときにクーファンに入っている赤ちゃんはカワイイですよね。
でも車ではチャイルドシートに乗るし、
歩いて帰るとしても抱っこですよね。
家でも使う頻度は低いと思います。
強いて言うなら、お風呂あがりに着替える場所??
あとはリビングなど寝室以外でのお昼寝用として使うことは可能です。
意外と大きく場所も取るのでいらないものリストに入れました。
・ベビーベッド
赤ちゃんだけで寝かしつけられ、柵もあるので安心ですね。
床からの高さがあることでほこりなどの心配も少ないです。
高さがあるので一見ラクそうに思いますが、意外と低め…オムツ交換するのは前かがみになり腰痛のあるママはしんどいかもしれませんね。
また、使える時期もそんなに長くないもの事実。
最近は形を変えられて子供用の棚や机にできるものもありますが、お値段も高くなります。
使う期間によっては購入ではなくレンタルの方がお得かもしれません。
家のレイアウトやどんな育児生活になるのかイメージしてからがいいでしょう。
・ベビー布団
赤ちゃん専用の布団は小さくてカワイイですよね。
絵柄もたくさん種類があり、選ぶのが楽しくなります。
ママが布団で過ごす場合はベビー布団があってもいいかもしれません。
ふかふかしすぎないようなものにしましょう。
店員さんと相談するのが◎
もし、購入するなら前もって「水通し」しておくことも忘れずに!
赤ちゃんはあっという間に大きくなるので、そんなに使わずサイズアウトすることも…
真綿でふかふかしすぎず、使い勝手も◎
赤ちゃんが使わなくなっても大人が使っていたのでコスパもいいかも?
掛け布団代わりにバスタオルやブランケットを使っていました。
添い寝はとってもラクですよ。
第一に赤ちゃんの様子がすぐにわかるので安心なんです!
オムツ交換もすぐできるし、授乳もできます。
ベビー布団と同じように、マットレス(敷布団)は硬めがいいですね。
・沐浴布
ガーゼで十分です。
それか手ぬぐいなどの薄い布でOK
ふわふわの高級タオルは水を吸って重たくなるのでNG
・赤ちゃん用のくし、コーム
まだ髪も少ないですし、手で整えるだけでOK
・沐浴剤
いわゆる入浴剤のようなもので、汚れを落としつつ保湿もしてくれます。
新陳代謝が活発な赤ちゃんにはそれほど必要はありません。
・ベビーパウダー
昔はお風呂上りにお尻に真っ白になるくらいお粉をはたかれていましたが…必要ありません。
汗腺といって汗を出す腺をふさいでしまうこともありますし、粒子が細かいので赤ちゃんが吸い込んでしまうというリスクもあります。
オムツかぶれの予防で使うことが多いと思いますが、お粉をはたくよりこまめなオムツ交換の方が効果があります。
・湯温計
最近はお湯の温度を指定できるご家庭も多いですよね。
ママの手で必ずお湯の温度を確認すれば、湯温計はなくても十分です。
ママが確認するときは手のひらではなく、より敏感な腕の内側でしましょうね。
湯温計に頼りすぎる方が危険です。
・湿度計、温度計
赤ちゃんのお部屋の環境を整えるのは大事ですが、大人が暑いときは赤ちゃんも暑いし、寒いときは同じように寒いんです。
特別だけど特別ではないですから、そんなに神経質になる必要はありません。
赤ちゃんが汗をかいていたら、首元が冷えていたら…エアコンなどで調整してああげましょう。
・布オムツの場合、ライナー
オムツの上に使い捨てのシートを重ねます。
そうするとムレを防いでくれたり、ウンチの処理がしやすいなどのメリットがあります。
はじめは緩いウンチなのであると便利かもしれませんが、なくても困るものではありません。
あったら便利かも?というレベルなので必須ではないですね。
<あったらいいかも? オススメアイテム>
ママも赤ちゃんもほとんどの時間をベッド(布団)で過ごします。
だから、その環境は心地いいものにしておきたいですね。
*気分転換用の音楽が聴けるようにしておく
スマホで十分ですが、スピーカーがあるといいかもしれませんね。
もしくは、イヤホンですね。
*育児日記
わざわざ買わなくてもいいですが、普通の大学ノートでも◎
赤ちゃんの排泄の回数はチェックしておきましょう。
一か月健診の時に、授乳回数と排泄の回数は必ず聞かれます。
スマホで記録できるアプリもありますね。
授乳時間と排泄を記入して、写メして保存。
何かひとこと残したいときはLINEで一人のグループを作って記録していましたよ。
自分に合った方法でいいと思いますが、ベッドサイドでサクッと記録できるようにしておきましょう。
*授乳クッション
いかにラクに授乳するかはとても大事なことです。
無理な姿勢では疲れてしまいますし、肩こりの原因にも…赤ちゃんもママもラクな姿勢が大切です。
座布団やクッション、毛布などでも代用OK
オススメは妊娠中から使える「抱き枕」です。
産後は授乳用として、さらに赤ちゃんを寝かせるときにも大活躍です。
*赤ちゃんグッズをまとめて置けるカゴ
オムツやおしりふき、ガーゼ、綿棒など赤ちゃんに必要なものをひとまとめにしておけばラクチン!
沐浴の時は洗面所に、そのまま寝室に…
*保温できる水筒
授乳中は喉が渇きます!
水分補給は大事ですから、枕元に水筒を置いておくと便利です。
冬はぬるめのお茶を入れ、夏は常温のお茶を。
(あまり冷たいものは控えましょうね)
ペットボトルでもいいですが、ストロー付きのキャップを100円ショップなどで買っておくと便利です。
ただ、保温・保冷ができないことと、エコではないですね。
*手元を照らせるライト
夜間の授乳も始まります。
電気をつけてしまうと目が覚めてしまいますので、薄暗いくらいで十分です。
豆電球(今もそんな言い方でしょうか?)にしてもいいし、授乳の時だけつけるようなライトでも◎
持ち運びができるものもありますので、使い勝手のいいものを探してみましょう。
*腹巻き・アームウォーマー・カーディガン・緩めの靴下
冬場の夜中の授乳は寒いです!
胸がはだけているのでママは冷えてしまいます。
レッグウォーマーを腕にするのもオススメです。
肩を冷やさないようにカーディガンやブランケットがあるといいですね。
靴下はきつくないものの方が冷えにくいですよ。
*アイマスク・サングラス
昼間も赤ちゃんが寝たらママも休むのが大事な1か月。
目と子宮はつながっているという考え方もあるんです。
目を極力使わないような1か月にしてくださいね。
まぶしくて眠れない人はアイマスクもアリですね。
産後は疲れているし、まぶしくてもすんなり眠れることが多いとは思いますが…
カーテンを閉めてもいいでしょう。
私はまぶしいのがとても疲れてしまったのでサングラスをしていました。
それなら赤ちゃんの様子も見られるし、まぶしくないし◎
*スリング
男女問わずに使えるサイズのものが◎
ベルト式の抱っこ紐は本格的にお出かけが始まってからでもOKです。
スリングはお腹の中にいたときの状態に近いので、赤ちゃんにとって居心地がいいものです。
付属品もなく新生児から使えるのも◎
ダンナさんや家族の人に赤ちゃんを寝かしてもらうことが可能なので、その間にママは休めるのでオススメです。
*ベビーモニター
1か月も近づくとママも少しずつ動いていきます。
赤ちゃんは寝室で寝ていても、ママはリビングでご飯ということもありますよね。
そんな時に活躍してくれるのがベビーモニターです。
音声だけのものやカメラ付きのものなど様々ですが、赤ちゃんがガサゴソ動いただけでもわかるのでわが家では重宝しました。
双方でやりとりができるタイプだったので、寝室の私がリビングにいる母へ頼み事をするのにも◎
今思うととても横着ですが、産後はそれでいいんです。
ママの身体を休めるのが第一!
頼りすぎず、という点でも音声のみで十分です。
リサイクルでお得にゲットでもいいですね。
<後から購入で間に合うもの>
・母乳パッド
母乳がどれくらい出るのかは誰にもわかりません。
産後すぐにどんどん出る人もいますし、産後2か月経ってから軌道に乗ることも…
つまり、個人差が大きいんです。
いくら母乳育児希望でも、ブラジャーに染み出るほどの母乳が出るかわからないということです。
ドラッグストアでも売っていますし、ネットでも買えるので必要になってから家族に買ってきてもらうでも十分です。
それまではガーゼで対応すればOK
(オススメはしませんが…最悪、生理用ナプキンを当てても)
使い捨てではなく布タイプもあります。
カワイイ柄で楽しくなりますよ。
軽く水洗いしてネットで普通に洗濯OK
ゴミも増えず、オススメです。
・粉ミルク
母乳がどれくらい出るかわからないので、事前に買う必要はないと思います。
入院中に助産師に相談してからで間に合います。
入院している病院で使っているミルクを退院時に1缶プレゼントしてくれるところもあります。
粉ミルクもメーカーによって味が違うので、赤ちゃんによっては飲んでくれないことも…
ドラッグストアでも買えますし、もし事前に買うとしても1缶で十分でしょう。
・抱っこ紐・ベビーカー
いろんなタイプがありますね。
迷ってしまいますが、妊娠中はリサーチで十分です。
実際に手に取り、重さや素材、使い方を見てイメージしておくといいですね。
産後1か月はママもほとんどが寝て過ごします。
出かけるのはその先です。
赤ちゃんと一緒に買いに行くのも楽しいですよ。
<おまけ>
物品ではありませんが、産後の生活をイメージしておくことが必要なものなどピックアップしました。
・部屋の片づけ・断捨離・模様替え
赤ちゃんとの新たな生活のために早めに整えておきましょう。
上から物が落ちてこないよう棚の上も整理を!
床は赤ちゃんのために整頓しても上はノーマークなことがあります。
赤ちゃんはまだ寝返りもできないですから、安全面はしっかりと。
ハイハイする頃には危険なものを高いところへ移動したり、
細かい雑貨などを処分したり必要になってきます。
妊娠中はゆっくり自分のペースでできるので、余裕がある人は今のうちに断捨離もしておくと後々ラクです。
・ダンナさんや家族へ家事の段取りを伝える&練習してもらう
仕事一筋のダンナさんは家事をしたことがないなんてことも?
試しに「ご飯炊いといて」と頼んだら、お米を洗剤で洗っていたというツワモノも…
ママにとっては当たり前の家事もノウハウがたくさんあります。
ダンナさんや産後のお手伝いをしてくれる家族には、物の場所も含めて知っておいてもらいましょう。
・お宮参りについて調べておく
赤ちゃんが生まれたら「お七夜」などセレモニーが意外と多いものです。
昔からのしきたりなので省略する人も増えてきましたが「お宮参り」は人気の行事ですね。
赤ちゃんの性別によって付き添う人が変わるなど細かい決まり事があります。
最近はしきたりにこだわらずに行うことも。
いつ、どこで、誰と、予算はいくら、衣装はどうするか、終わったら会食はするのか…
など決めなければいけないことが多いので、事前に話し合っておきましょう。
赤ちゃんのお名前が決まったら命名書に書く人も多いですよね。
業者に頼むのか、自分たちで筆で書くのか、印刷するのか…事前に調べておきましょう。
・出産祝いのお返しをリサーチ
出産祝いとして友人や親族からいただくことも多いかと思います。
カタログを取り寄せたりネットで検索し、だいたいの目安を決めておくと慌てずに済みますよ。
生後1か月を目安にお返しをするものなので、育児に不慣れ&疲れMAXのママには結構大変な作業になります。
ダンナさんの協力も大切になってきますね。
・サポートについて調べておく
行政の子育て支援や食材の宅配サービス、家事代行サービスなどの情報があると便利です。
行政のサービスは無料で受けられることも多いので要チェックですよ。
お産の時にタクシーを使う可能性がある人は「陣痛タクシー」の手配も忘れずに。
通常のタクシーでは妊婦さんお断りということもあります…破水や出血で汚れてしまうなどの理由もひとつ。
陣痛タクシーに事前登録しておくと、いざ陣痛で入院するときにスムーズです。
住所などを伝えなくても把握されているので、電話をかけただけで
「〇〇さんですね、〇〇病院でしたね」
などやり取りが大幅に少なくなります。
また、1か月健診などでも利用できますので便利ですよ。
<まとめ>
ベビー用品ってかわいいものが多くて、ついテンション上がってしまいますよね。
あれもこれも新品で欲しい!!!とてもわかります。
…が、本当に必要なのかが肝心ですよ。
そして専門用語?が多いのも戸惑うことの一つだと思います。
短肌着?ツーウェイオール?コンビ肌着?ロンパース?
私もはじめは頭の中に「?」がいっぱいでした…
さらに赤ちゃんのうちは成長が速くてビックリします。
気が付いたらサイズアウトしていたというのは、よくある話です。
せっかくお気に入りの服を買ったのに一度も着ないまま終わってしまうなんて悲しいですよね。
赤ちゃんの顔を見てから買うのも楽しいですし、成長に合わせて必要なときに買っても十分だと思います。
妊娠中にそろえる場合も体調がいい日にして、無理をしないこと!
余裕をもって準備するといいですね。
まずは、産後1か月を快適に過ごせるだけの準備でOK
そのあとはゆっくりですがママも動けるようになるし、ネットならいつでも買えますから大丈夫です。
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